音楽

2009年5月 3日 (日)

君が僕を知っている

わざわざ選んで聴いた事は一度もなかったと思う。

でも素通りすることはなく、どこかでは出会っている。

そんな世代なのかもしれない。

「トランジスタラジオ」「雨あがりの夜空に」「君が僕を知ってる」「スローバラード」…

子供の頃初めて彼を見たとき、そのどぎついメイクのインパクトに圧倒されたが、

大人になって聴いた彼の歌はそんな見た目の奇抜さなど不必要な力があった。

これからも選んで聴くことはないのだろうけれど、

きっとどこかで度々出会うような気がする。

だから別に関係ないんだよと思うのに、

それでもやはり彼の訃報がとても悲しいと思ってしまうのはいたしかたない。

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2008年2月11日 (月)

桜の花、舞い上がる道を

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エレファントカシマシ

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昨日エレカシの記事をあげたついで、というわけではないのだけれど、

3月5日発売のニューシングル「桜の花、舞い上がる道を」のブログパーツが

エレファントカシマシオフィシャルHPにあって、シングル曲のビデオクリップの流れる前に

宮本浩次がコメントしているのがちょっと面白かったので貼り付けてみた。

「好きか嫌いかで言えば桜よりは梅の方が激渋」だとか何とか、

相変わらず自由な感じで話しつつ、桜という花に生きるということを重ねあわせる、

という至極ありがちでシンプルなテーマではあるけれども、きっとそれを彼らしい

音で表現してくれるんじゃないか、と期待させるような、懸命で誠実な口調で語っている。

いつもの身振り手振りを交えつつ。

期間限定ではありますが、しばらくブログに貼り付けて楽しむことにします。

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2008年2月10日 (日)

リッスントゥーザミュージック

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何故音楽を聴いているんだろうと考えることがある。

慰められようとしているのか、時間つぶしなのか、

ただ音楽を聴いている場合もあるし、音楽を通じて人を感じようとしていることもある。

全く理由はわからないのだけれど、

私は「聴きたい」と思うと、一曲だけをずっとリピートする癖があって、

好きなミュージシャンの楽曲でもまんべんなく聴かず、かなり偏る。

極端な例では、ギタリスト村冶佳織のアルバム「カヴァティーナ」は

表題曲の「カヴァティーナ」しかほぼ聴かない。

その代わり、10回でも20回でも繰り返し聴いたりする。

だから「音楽」という媒体を通しての何かを求めているというより、

やはりその音そのものに何かを求めているのだろうとは思う。

ところで、今年に入って一番聴いているのはエレファントカシマシの最新アルバム

「Starting Over」

エレカシのアルバムをじっくり聴くのはかなり久しぶりのことなので、ちょっと驚いた。

昔はもっと激しく攻撃的に、全身全霊をこめて叫び、問いかけ、投げ掛けるような

そんなイメージがあった。

私が知らないもっと以前には相当暴れて毒づいていたらしい。

もちろんそんなものばかりではなく、静かに語りかけるようなものも以前からあったし、

一概には変わったとはいえないかもしれない。

でも以前よりもずっと近いところで語りかけられている気がするのはなぜだろう。

10代から30代にかけてのそれぞれの時間でのそれぞれの思いが、

とても優しく繊細にかつ力強く語られている。

わかりやすい言葉で書かれているけれど本当のところはわかりにくい、

それが私にとってエレカシ宮本の魅力なのだけれど、テレビ番組などで表れる

彼の話の難解さは尋常ではない。

果たして相手の話を聞いているのか?と疑問に思われるほど、

問いかけにたいする答えがなく、自分の言いたいことをマシンガンのように話し続ける。

でもそれは自分の主張を無理やり通そうとしている押しの強さとは対極で、

相手にできるだけきちん伝えたいという思いが常に前のめりなので、

言葉が思いについていこうと、整理されないまま次々に投げかけられ、

本人にも収拾不可能になっていたりするだけに見える。

それは弱さでもある。

そしてその弱さが結構好きだったりする。

(媒体やインタビュアーによってはかなり落ち着いて整然とした話し方をする場合も

往々にしてあるので、リラックスしていると結構出来る人なんだね~という

意外な驚きを与えられてしまうことがあるのが面白いのだけど。)

今のヘビーローテーションは「リッスントゥーザミュージック」

でも「さよならパーティー」もとてもいい。

彼の壊れるようなファルセットは賛否両論あるみたいだけれど、

私は彼の声はかなり魅力的だと思う。

振り絞るような声も、突き抜けるような伸びやかな声も、

彼の攻撃性と内省的な側面との両極性の表れなのかもしれない。

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2006年12月 3日 (日)

BOOKER LITTLE 

B0002Q2KI2 ブッカー・リトル
ブッカー・リトル トミー・フラナガン スコット・ラファロ
エムアンドアイカンパニー 2004-09-15

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BOOKER LITTLE というアルバムが手元にある。

大学生の頃に買ったという事も、買った店まで覚えているのに、

何故買おうと思ったのか、理由がどうしても思い出せない。

しかもそれほど聴きこんだ記憶もない。

このアルバムはそのタイトルどおりブッカー・リトルというトランペット奏者の

唯一のワンホーンアルバムになる。

随分久しぶりにじっくりと聞いてみると、何故だか気持ちにしっくり来るのだ、これが。

トランペットの音は特に好きなわけではなかったのだが、自分の中のイメージより、

ずっと繊細で哀切な響きだった。

そしてなんと言っても他のベースやピアノなどの音とのバランスが非常に良くて

全く耳障りな音がない。だから聴き心地がとてもいい。

ブッカー・リトルはジャズミュージシャンには決して珍しいことではないのだが、

その天才的な演奏で将来を嘱望されながら、23歳という若さで亡くなってしまった人だ。

このアルバムで共演している同じく天才といわれたベーシストのスコット・ラファロも

25歳で亡くなっており、この二人の共演はこのアルバムが唯一のものになる。

だからその奇跡的出会いを評して、伝説のアルバムと言われているらしい。

天才とか夭折とかいう言葉には、その価値を無条件に底上げしてしまうような力がある。

ジャズの知識のない私はそんな解説を読めば、きっと技術的に素晴らしい演奏

なんだろうと素直に信じるし、実際に聴いてもそれが天才的なのか

そうではないのかは全く判断がつかない。

でも物の価値ってそんな風に決められていることが多分にあるのだと思う。

だから他者の評価や解説なしに価値を断言するのは、結構難しい。

でも好きか嫌いかだけはわかる。

BOOKER LITTLE 私は好きでした。

買った頃よりも、今の方がずっと気持ちに響く気がする。

それにしても、出会いが奇跡的なのは天才に限ったことではなくて、

凡人の私も、何故出会ったのか?何故出会わなかったのか?という

そんな不思議の中で日々生きているのだと思うのだけれど、

伝説にならないことは間違いない。

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走る月

12月は何故だかわからないけれど特別な感じがしてワクワクする。

仕事も付き合いも俄かに込み合ってくるし、クリスマスだったり大晦日だったり

その後のお正月だったりに向けて街全体が賑やかに活気付いてしまうので、

思わずその熱気に乗せられてしまうだけで、実際は心身ともに

結構疲弊していたりするのだけれど。

そして私は年末年始はテレビっ子の名に恥じない、かなりのテレビフル稼働ぶりで、

録り溜めた映画を見たり、普段はないスペシャル番組を見てみたり。

大晦日のスペシャル番組といえば、やはり何かと話題になるのが紅白歌合戦だろうか。

最近は視聴率の低下が著しいようで、裏番組とのせめぎあいも話題の一つだが、

私も普段は特別思い入れがある番組ではない。でも昨年は気合を入れて見た。

ええ、もちろんコブクロです。

そればっかりですけど。

昨年は初出場だったので、かなりの驚きと興奮があったが、今年は二回目で

落ち着いているとはいえ、やはりその華々しさは特別な気がして楽しみだ。

去年の桜では黒田くんが歌詞を一部飛ばしてしまい、息を詰めて見守っている私に

かなり大きな緊張を与えてくれたが、今年はどうだろう。

でも緊張して間違っちゃうくらいがイベント的で面白い。

今年の楽曲候補は風かあなたへと続く道か。

それにしても一年の過ぎる速さにはちょっと愕然としてしまうのだけど。

そのことのほうがずっと重要だろうと、ちょっと自分に問いかけてみる…。

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2006年11月 3日 (金)

帰ってきた男

最初に思い切って言ってしまうけれど、ウルフルズというバンドは音楽としては

それほど好きではなかった。

それでも時々、「バンザイ」「暴れだす」「あそぼう」「ええねん」などを聴くと

そのパワフルな楽しさにちょっとテンションが上がったりもする。

そして関西出身であるということの無条件の親しみみたいなものもある。

CDを購入したりはしないがヒットしていると頑張ってるなぁと嬉しい、そんなスタンス。

だから1999年にベーシストのジョン・B・チョッパーが脱退したときは、

自分でも思いのほか残念だった。「すごく楽しそうにやってたのに…」と。

でももっと驚いたのは2003年に彼が復帰したときだ。

バンドの解散、再結成というのは良く聞く話だが脱退したメンバーが復帰するというのは

ちょっと珍しい話だと思うのだけれど、どうなんだろう?

多分脱退も復帰も本人にとっても他のメンバーにとっても、決して簡単な話では

なかったに違いないが、この話を話すときのメンバーはとても楽しそうだ。

「戻りたいと言われた時に、もう答えは決まってた。戻った方が面白いし、

戻った方がええと思った。でも大人やし、ちょっとは悩んだふりしとこうと思って」

とはボーカルのトータス松本の言葉。

一番心に残ったのはテレビ番組でドラムのサンコンJr.が話していた、最初に

トータスから「黒田(ジョンB)が戻りたいっていってる。どう思う?」といわれた時の感想。

「ありえへん」

その後、少し胸にこみ上げるものを抑えるように笑顔になりながら、

「結構大変…大変やったからね。三人でやってきたこと…そう簡単に

戻りたいといわれても…」

三人になってからの一時の低迷期、オーディションをしてもベーシストが決まらず、

サポートメンバーを迎えて、活動し続けた時期。

これ以上ないくらい正直なその言葉に胸をつかれた。

そんな様々な想いを越えて、今は笑顔でこんな話もネタにしながら4人でいること、

それがウルフルズの強さだと思う。

だから私はウルフルズを見ているのが好きなのだ。

ところでジョン・Bという人は話も少したどたどしく、私の中ではやや挙動不審なイメージ。

でもその天然でほんわかとした雰囲気が実に良い。

そんな彼のオフィシャルブログが 1DAY John B Chopper !?  

日常の何気ない発見やさりげない言葉やイラストを彼らしいシンプルさで

綴った日記だ。

そのブログに綴られた詩や写真、ブリキの工作などと、阪神児童画研究会

「ぼくとわたしの児童画展」での子どもたちの作品とのコラボレーション展示が、

11月11(土)~16(木)まで大阪市立中央図書館 1階エントランスギャラリーで

開催されるらしい。

ジョン・B・チョッパーと子どもたちの「シレッとしている場合ではない」展 

ちょっと楽しそうなので覗いてみたい。

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2006年10月15日 (日)

神風吹く夜

大阪城公園の駅を一歩降りたところから、もうお祭りのような賑わいを見せている。

10月6日の広島グリーンアリーナにスタートした、

 KOBUKURO LIVE TOUR '06 "Way Back to Tomorrow."

 11、12日は地元、大阪城ホールの2DAYS。

私は12日に会社を早退しての強行参加だ。

楽しみたいという前向きな熱気に包まれた会場内は、大勢の立ち見も出るほどで、

この中にいるだけでもうすでに楽しくなっている。

ツアーはまだ続いているのでセットリストにはあまり触れないほうがいいのかも

知れないけれど、少しだけ書いてしまうので、これからの参加で内容を

知りたくない方は、続きを読まないでくださいね。

今回まず嬉しかったのは、潮騒ドライブ があったこと。この曲でみんなと一緒に

手を振ってみたかったので、いきなりイントロが流れた時は驚いたがやっぱり楽しい。

中盤のじっくり聴かせるバラードも良かったが、ノリの良い曲に無条件に体が

動いてしまうような感覚がライブならではの楽しみなので、予想外だった

インディーズ時代の 神風 がきたときは私のテンションは最高潮に。

コブクロのライブは弾けて止まらないトークも重要なポイントなのだが、

前日のアンケートで「黒田さんのトークの切れが悪かった」とトークのダメだしをされ、

憤懣やるかたない黒田くんの怒涛のトークと絶妙の間で掛け合いを見せる

小渕くんのコンビネーションに、おなかと頬が痛くなるほど笑わされた。

それにしても全てのアンケートに目を通すという律儀さには驚く。

実は、前半黒田くんの声が時折いがらっぽく割れるところがあり、心配したのだが、

トークで勢いがついたのか後半は調子を戻してくれた。

それにしても彼の声は年を経るにつれて、優しい歌を本当に優しく歌えるように

なっていっている気がする。

LIVE DVDでNOTEを歌う黒田くんに小渕くんが、「この歌を歌うときのお前はな、

お前の中にない優しさが、何故か150%くらいでてくる」と言うと、

黒田くんは「俺ってこんなに優しかったんやって改めて気づく。この曲歌うと」

と冗談っぽく答えている。

でも確かに思う。小渕くんの書く言葉に触発されて思いがけない自分の内面が

出て来ることを彼は本当に感じているんじゃないだろうか。

そして言葉も黒田くんの声を得ることでその深みを増す。そんな相乗効果を

二人を見ていると感じる。

そして今回強く印象に残ったこと。

彼らが何度も深々とお辞儀をし、「ありがとう」ということ。

こちらこそ濃密で幸せな時間をありがとう。そう思いながら、ホールを後にした。

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2006年10月 8日 (日)

グレン・グールドの効用

二十世紀後半、その類稀なる才能を持って鮮烈な印象を人々に残したピアニスト、

グレン・グールドが奇人と呼ばれたり天才と呼ばれたりすることは、

あながち間違いではないのだろうと思う。

しかし私が彼を知った1991年にはもう彼はすでにいなかったし、彼の奇行を

中心とした数々の逸話や彼が残した多くのもの、グレン・グールドは1964年に

32歳という若さで、全てのコンサート活動から完全に身を引いて以降、

スタジオにおける演奏の録音、映画やラジオのドキュメンタリー、著述等々に

情熱を傾けたが、それらから私が知りうることは、ただの断片でしかない。

つなぎ合わせても全てではないし、どこか一方向を指し示すものですらない。

だから結局のところ良くわからない。

彼のピアノが好きな理由を、子供の頃から週に一度のピアノのレッスンが嫌いで、

家で練習することがさらに嫌いで叱られてばかりいた私のような者には、

その卓抜した音楽性なり技巧なりを、専門的な知識を持って明確に語ることなど

到底不可能だと自覚している。

ただ聴きたいという欲求を強く強く感じるとしか説明できない。

けれども彼が好きな理由は彼のピアノのみによるのではないことはわかっている。

彼がどれほど多くの人の言葉で語られようと、彼の残した演奏の数々に懸命に

耳を傾けようと、彼が残した夥しい量の言葉を拾い集めてすら、私には

わからないことばかりだという事実が、求心力になっていることは否めない。

彼を知りたいという思いと好きだという思いは厳密には別物だろうが、私には

すでに区別がつかなくなっている。

彼の生涯を語る著述を読み、残された音に耳を傾けるとき、いつも考えてしまう。

彼は明晰な探求者であったけれど、明晰であればあるほど、求め続けることには

終わりがない。

現実逃避とも言える意識的な孤立化の中で、果たして彼は望むものを一つでも

手に入れたのだろうか?と。

世界は1982年に彼を失ったけれど、身近な人々以外の、我々のような、

彼のシェルターの「外のもの」にとっては、その喪失によって受ける打撃の大きさは、

彼の意識的孤立化によって結果的に軽減されている気がする。

だからこそ私は時折鼻歌の混じる彼の演奏を聴くとき、彼の存在を常に変わらず

強く感じることが出来る。

その存在感があってこそ彼の演奏は私の心に多くのものを与え、些細な悩みが

侵食するように私の心を蝕むとき、そっと掬い上げてくれたりもするのだ。

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2006年9月23日 (土)

風を聴く

どこかでが流れている。

舞い上がる花びらに吹かれて あなたと見た春を想う

うつむくまで気づきもしなかった どうしてだろう 泣いてた… / 風 /コブクロ

何度となく聴いた曲だがそれでもどこかで聴こえると必ず振り返る。

コブクロは大好きなので、色々な曲を聴く。でもこの、二枚目のアルバム grapefruits

に収録された 風 はかける度に一瞬息を詰めて聴き入ってしまう。

唐突で申し訳ないが、私の母は歌が苦手だ。音痴、というと言葉がきついので

言い換えるが、歌うことは嫌いではないが音の再現性は非常に低い。

そのせいだけでなく関心のなさも多分にあるが、流行の歌などは同じように聴こえる

ものが多いらしく、最近の曲にも人にもほとんど興味を持たず、曲の判別は

ほぼ出来ないと断言しても良い。

そんな母がコブクロの 桜 がとても好きになった。

だから私の車に母が乗る時は、いつもコブクロベストCD(自己制作)をかけている。

しかも母は 風 も気に入っていて、驚くことにこの二曲は前奏で完璧に判別できる

ようにすらなった。これは喝采ものだ。

そして親と好きなものを共有できるのは、ささやかではあるけれど幸せなことだ。

母は桜の歌詞がいいねという。確かに桜は言葉を丁寧に積み上げている印象がある。

私はコブクロの歌は言葉の優しさと声の優しさに距離がないから好きだ。

時々私は、とても素敵な歌詞の歌を唄う人の声に無理を感じて、その言葉を

信じることが出来ないことがある。

それは全くの主観的判断なので、ただ「私がそう感じる」というだけなのだけれど、

声は語る。

怖いという思いをこめて本当にそう思う。

そういえばコブクロのストリート時代に 轍 という曲がある。

抱えきれない夢が不安に変わりそうな日がきたら

そんなときは 僕のところへおいで 歌を唄ってあげよ

コブクロがこの箇所を唄うとき、うっかり涙ぐんでしまうことがある。

ストリートというとても近い場所で唄っていた彼らだからこそ、この言葉が心にしみる。

僕のところへおいで そんな言葉をためらいもなく信じてしまっているのだ。

この歌を聴くとき、私はいつも道端で唄う彼らの前にひざを抱え込んで座っている。

もうすぐ彼らのシングル楽曲を集めたALL SINGLES BEST が発売される。

 桜 も 風 も 轍 も 収録されている。

がやたらにテレビで流れていたのはそのCMだったのか…。

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2006年9月17日 (日)

宙船 そらふね

中島みゆきという歌手を知ったのはいつだったのか、何の曲だったのか、

全く覚えがないが、気がつけば彼女の歌は耳になじみがあった。

彼女に全く思い入れのなかった私が、一番初めに強く意識したのは、3年B組金八先生

第2シリーズで挿入歌として流れた「世情」 その印象的なメロディーラインと

世の中はとても臆病な猫だから 他愛のない嘘をいつもついている

包帯のような嘘を見破ることで 学者は世間を見たような気になる 

という歌詞が忘れられず、私は世情の入ったアルバムを一枚買った。

買ったのはそれ一枚きりで、彼女の曲をわざわざ聴くこともなくなったが、

それでもどこからか流れてきて、はっ、として耳を傾けることは多い。

地上の星の大ヒットは記憶に新しいが、今、彼女の提供した楽曲でTOKIOが歌う

宙船」がかなり流行っている。そしてこの「宙船」がとても良い。

一度聴いて彼女の曲だとわかるほど特徴的な音と言葉だ。

彼女には心に残る音と言葉がいくつもある。

帰れない者たちが月に泣く十三夜 (帰れない者たちへ)

空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る(空と君のあいだに)

ダイレクトに励まされるものもある。

ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう

ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ (ファイト!)

彼女の不思議な声もあるかとも思う。細くもなく太くもなく、震えるような、それでいて

力強さを感じる、そんな声。

だからこそ心の機微のようなものを絶妙なバランスで歌えている気もする。

宙船」 も彼女の声でも聴いてみたいと思っていた時、

ニューアルバム『ララバイSINGER』2006年11月22日(水)リリース! ニュースが。

勿論宙船も収録されている。聴き比べるというわけではないが、

彼女の宙船はまた違った色合いなのではないかと期待している。

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2006年7月31日 (月)

空に星が綺麗

最初に愚痴はこぼさないと決めた。

どんなに嫌なことがあっても、何だかやりきれない辛い気持ちになっても、

無差別に吐き出して発散するだけの悪口や愚痴は絶対に書かない。

だから今は鼻歌を歌いながらこれを書いている。

斉藤和義も唄っている。

口笛吹いて歩こう 肩落としてる友よ

いろんなことがあるけど 空には星が綺麗

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2006年6月 9日 (金)

In My Life ベット・ミドラーの歌声

In My Life はTHE BEATLESの曲の中でも一番と言って良いほど

大好きな曲で、かなり頻繁に聴いている。

でもIn My Life といって思い出すのは「FOR THE BOYS」という映画。

その中で戦地を慰問しているベット・ミドラーが、野外の明るい日差しの中、

ドロドロの戦闘服の大勢の兵士たちに囲まれて、透き通るような声で歌い上げていた。

ベット・ミドラーといえば庶民的でちょっと下品だけど明るくてひたむき、そんなイメージの

役が多い。この映画もまさにそんな役だったのだが、その中にあって、

彼女の歌うIn My Life は毅然とした美しさと、気高さがあり、

THE BEATLESとは全く違う印象の歌になっていた。

ベット・ミドラーといえばThe Rose があまりに有名だが、彼女の歌声は

周りを浄化するような透明感があって、本当に素敵だと思う。

彼女の歌を聴くだけでもこの映画は一見の価値あり、とお勧めしたい。

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2006年5月17日 (水)

HAVE A NICE DAY!

最近疲れ気味なせいか、やたらに元気になる曲を聴いています。

そこでBON JOVIのアルバム 「HAVE A NICE DAY

その中でも「Who Says You Can’t Go Home」が大好きKif_0443_1

ライブでも一番テンションの上がった曲なのです。

大阪ドームへの行き帰りの地下鉄は専用車両のようになっていましたが、

行きも帰りも「リッチー、ヤバくなってるんじゃないの?」

「あんなになるなんて何かあったんかなぁ…」などと、

何故かみんなリッチーの体重増加を気にかけている、そんなツアーだったのでした。

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2006年5月11日 (木)

大好きな声

自動車通勤なので行き帰りに聴く音楽は重要です。

(とはいえ大した距離じゃないので聴いてる時間は短いんですけど)

FMをかけていると最近の流行がわかって便利ですが、

ついつい自分の好きな曲をかけてしまうので、全く世間にはついていっていません。

最近流行りに乗った珍しい例はダニエル・パウターくらいかな。

「BAD DAY」 朝の通勤時に聴くとちょっとやる気が出てきます。

選ぶ基準は曲が好きか声が好きかで全く違う感じになりますが、

女性シンガーで言えばジャネット・ケイの声なんて好きですね。

ジャネット・ケイのような声で彼女のように歌えたら、仕事なんてしないで

一日中家で歌って過ごしたいです。

あとはコブクロ。小渕くんと黒田くんの見た目でこぼこな感じのデュオですが、

声も全く異質です。でもそれが良いですね。

曲によっては小渕くんの声が良いなぁと思うものと、これは絶対黒田くんじゃないと、

っていうものがあってなんともいえないバランスのよさ。

朝から「轍」を二人と一緒に歌って、勤労意欲を無理やり高める毎日なのです。

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