エレファントカシマシ

2009年1月 7日 (水)

観る?観ない?

最近邦画で面白いものが多くて、ついつい観るのも邦画寄りになっているのだけれど、

テレビシリーズから派生して映画になったものはほとんど観ていない。

特別な理由はないけれど、テレビを映画館でわざわざ見るような居心地の悪さを

感じてしまうし、内容にもそれほど興味がわかなかったり。

そういえば「踊る大捜査線」は観たけれど、この番組には小劇場系の大好きな役者陣が

こぞって出演していたので、楽しみでずっと観ていたし、テレビシリーズには出なかった

小須田さんが映画で出演したときは、スクリーンを見ながら緊張した記憶がある。

いまでこそ多くの舞台の役者さん達がテレビや映画で大活躍されているけれど、

以前はあまり見かけることがなかったので、「踊る」のテレビシリーズは宝箱みたいで

楽しくて仕方なかった。

話がそれた。

そういうわけで昨年映画化された「相棒」ももちろん観ていないのだが、

その「相棒」のスピンオフ映画が制作されるという、ちょっと驚きのニュースを見た。

スピンオフ映画というのは珍しいことではないけれど、「鑑識・米沢守の事件簿」ですよ?

鑑識・米沢守って扉座の六角精児さんですよ?

舞台ではもちろん有名な方ではあるけれど、映画のタイトルロールだなんてちょっと驚く。

テレビで大人気の「相棒」シリーズにずっと出演されているわけだから、

私が知らないだけでその知名度はかなりのものなのだろうけれど、

それでもタイプ的に主演というイメージがなかったので失礼ながら相当驚いた。

初めて六角さんを舞台で拝見したのは91年の加藤健一事務所の「ラブゲーム」だから

もう18年くらい前になる。扉座がまだ善人会議だった頃。

一人だけ外国人で言葉が通じない、やたらにテンションの高い役だった。

随分年配に見えたのだけれど、あの時、実はまだ29才だったという事実に

今改めて驚いた。

ちょっとした得体の知れなさ、つかみどころのなさみたいなもののせいで、

年齢不詳というか、あの頃と今とが全く印象が変わらない人なのだ。

とにかくそれだけでも興味津々な映画なのだけれど、その主題歌を

エレファントカシマシが担当するという「さらに倍」的な驚き。

これはもう相当気になる。

映画館に足を運ぶかどうかかなり葛藤しそうな予感がする。

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2008年2月11日 (月)

桜の花、舞い上がる道を

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昨日エレカシの記事をあげたついで、というわけではないのだけれど、

3月5日発売のニューシングル「桜の花、舞い上がる道を」のブログパーツが

エレファントカシマシオフィシャルHPにあって、シングル曲のビデオクリップの流れる前に

宮本浩次がコメントしているのがちょっと面白かったので貼り付けてみた。

「好きか嫌いかで言えば桜よりは梅の方が激渋」だとか何とか、

相変わらず自由な感じで話しつつ、桜という花に生きるということを重ねあわせる、

という至極ありがちでシンプルなテーマではあるけれども、きっとそれを彼らしい

音で表現してくれるんじゃないか、と期待させるような、懸命で誠実な口調で語っている。

いつもの身振り手振りを交えつつ。

期間限定ではありますが、しばらくブログに貼り付けて楽しむことにします。

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2008年2月10日 (日)

リッスントゥーザミュージック

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何故音楽を聴いているんだろうと考えることがある。

慰められようとしているのか、時間つぶしなのか、

ただ音楽を聴いている場合もあるし、音楽を通じて人を感じようとしていることもある。

全く理由はわからないのだけれど、

私は「聴きたい」と思うと、一曲だけをずっとリピートする癖があって、

好きなミュージシャンの楽曲でもまんべんなく聴かず、かなり偏る。

極端な例では、ギタリスト村冶佳織のアルバム「カヴァティーナ」は

表題曲の「カヴァティーナ」しかほぼ聴かない。

その代わり、10回でも20回でも繰り返し聴いたりする。

だから「音楽」という媒体を通しての何かを求めているというより、

やはりその音そのものに何かを求めているのだろうとは思う。

ところで、今年に入って一番聴いているのはエレファントカシマシの最新アルバム

「Starting Over」

エレカシのアルバムをじっくり聴くのはかなり久しぶりのことなので、ちょっと驚いた。

昔はもっと激しく攻撃的に、全身全霊をこめて叫び、問いかけ、投げ掛けるような

そんなイメージがあった。

私が知らないもっと以前には相当暴れて毒づいていたらしい。

もちろんそんなものばかりではなく、静かに語りかけるようなものも以前からあったし、

一概には変わったとはいえないかもしれない。

でも以前よりもずっと近いところで語りかけられている気がするのはなぜだろう。

10代から30代にかけてのそれぞれの時間でのそれぞれの思いが、

とても優しく繊細にかつ力強く語られている。

わかりやすい言葉で書かれているけれど本当のところはわかりにくい、

それが私にとってエレカシ宮本の魅力なのだけれど、テレビ番組などで表れる

彼の話の難解さは尋常ではない。

果たして相手の話を聞いているのか?と疑問に思われるほど、

問いかけにたいする答えがなく、自分の言いたいことをマシンガンのように話し続ける。

でもそれは自分の主張を無理やり通そうとしている押しの強さとは対極で、

相手にできるだけきちん伝えたいという思いが常に前のめりなので、

言葉が思いについていこうと、整理されないまま次々に投げかけられ、

本人にも収拾不可能になっていたりするだけに見える。

それは弱さでもある。

そしてその弱さが結構好きだったりする。

(媒体やインタビュアーによってはかなり落ち着いて整然とした話し方をする場合も

往々にしてあるので、リラックスしていると結構出来る人なんだね~という

意外な驚きを与えられてしまうことがあるのが面白いのだけど。)

今のヘビーローテーションは「リッスントゥーザミュージック」

でも「さよならパーティー」もとてもいい。

彼の壊れるようなファルセットは賛否両論あるみたいだけれど、

私は彼の声はかなり魅力的だと思う。

振り絞るような声も、突き抜けるような伸びやかな声も、

彼の攻撃性と内省的な側面との両極性の表れなのかもしれない。

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