« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月23日 (月)

トルキッシュ!

Kif_0553Kif_0617

Kif_0631_3

                                                                      

                                                                                                              トルコでは焼けるような日差しの強さに肌がやけどの様に真っ赤になり、

かなり酷い目にあったのだけど、帰ってみれば日本の湿度の高さに辟易。

勝手なものだと思うけれど、

…間はないのか?と。

滞在期間が短いため、限られた場所にしか行く事が出来なかったが、

カッパドキアの荒涼とした大地に広がる奇岩石群に圧倒されたり、

イスタンブールの、カッパドキアとは対照的な喧騒に巻き込まれたりと、

短いなりに旅を満喫した。

そういえばカッパドキアでの最初の夜に、零時過ぎ頃だったか、

表でバイクのクラクションやら騒ぐ声やらが急に聴こえ始めて、あまりの大音量に

「暴走族か?暴動か?」と怯えたのだが、あとで聞いたところによると

サッカーに勝ったための歓喜の雄たけびだったらしい。

それが収まれば、四時くらいにはコーランがマイクを通して流れ始めるし、

とても安眠できたものではなかった。

トルコはなかなか手強い国でもある。

まだまだ整理できていないままだが、何枚か写真を載せてみる。

光景を切り取ることにばかり必死になるのはつまらないけれど、

記憶に鮮明に残す手助けには、いくばくかの写真はやはり必要だと思い撮影した。

誰かが撮影した写真を見るのはとても好きだ。

たとえば同じ方向を見ていたとしても、相手が本当に見ている物はわからないけれど、

写真を見ると、

その人がその場所で何を見、何を面白いと思い、何を残そうとしているかがわかる。

自分の写真を見ても、実は同じことが言えて、

あの時自分は、こんなものを面白いと思ったんだなと、

意外な思いで写真を見返すことが時々ある。

元来面倒くさがりで、引きこもりがちなタチではあるけれど、

時々旅行に出かけると、外側にも内側にも発見があるものだと、しみじみ思う。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月14日 (土)

旅に出るまえに

異国を旅をしている間、私はよくぼんやり考え事をしている。

街や遺跡や様々な場所を巡りながら、その新鮮な光景に感嘆しながらも、

気がつくと心ここにあらずという状態に陥っていることがしばしばある。

滅多に目にすることの出来ない異国にいながら、その感動を満喫するのではなく

自分の内側に沈み込むのは非常にもったいないことではあると思うけれど、

それでも思う存分そんな状態に浸ることに罪悪感を覚えない、またとない機会でもある。

日常生活ではそれほど許されることではない。

とはいえ大抵はそれほど大したことなど考えているわけではないのだけれど。

今日から6日間旅に出る。

行き先はトルコ。

同行の友人と私の二人ともが行ったことのない場所を選んだ。

トルコについてのわずかな知識と、ただひたすらに物思いにふけることが

許される時間に対する期待を抱えて、機上の人となるわけだけれど、

日常から離れることへの不安もある。

今、ニュースでは東北で起きた地震について報じられている。

状況が少しずつしか明らかにならないことに対する不安もある。

ふと思いが飛躍する。

自分が日本を離れている間に、さらに大きな天災が起きたりはしないだろうか?

そういえば「自由と規律」の著者である池田潔氏のエピソードだったと思うが、

(おそらく、という曖昧な記憶で申し訳ない)

彼と彼の兄がイギリスに留学中に関東大震災が起きた。

今ほど情報の伝達が発達していない頃のことで、「日本沈没」などという

大げさな情報までが流れたりもした。

家族の安否など全くわからないまま、不安を抱え肩を寄せ合って日本へ向かう船の中、

兄弟は

「もしも日本について家族が無事であったとしても、大勢の亡くなった方がいるのだから

人前で大きく喜び合うのは止めよう」

と語り合ったのだそうだ。

ささやかだけれど心に残るエピソード。

自分たちの不満や不安を自分ひとりでは抱えきれず、他人のせいにし、

他人を理不尽に傷つける、そんなことが珍しくなく起こる現代社会で、

周りの人たちを慮るというそんなごく当たり前であった気風は見る影もなく薄れている。

そんな社会に生きることで人は不安をさらに増幅し、心を病んでいくのかもしれない。

それにしても池田兄弟の家族は無事だったのだろうか?

ニュースを聞いているとなんだか不安で泣きたくなるような不安定な気持ちになる。

地震の被害がこれ以上広まらないことを心から祈りながら、

日本を離れます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日)

まいご3兄弟

たくさん書きたいことがあったはずなのに、ほやほやと毎日を過ごしているうちに

どんどん時間が過ぎて書く時機を逸してしまう。

これもまさにそんなものの一つなのだけれど、

2007.10~2008.03まで放送されたNHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」の

スピンオフドラマが7月に放送されることになった。

先日その製作発表記者会見があり、タイトルも明らかになったのだが、

製作スタッフが底抜けに楽しんでることを感じる。

なにしろタイトルが「まいご3兄弟」である。

この可愛らしいタイトルになっている3兄弟は以前「徒然亭の人々」で書いた

ドラマのヒロインの兄弟子たちで、たいがいいい大人である。

桂 吉弥、茂山宗彦、加藤虎ノ介の三人が今回の主役なわけだが、

そんな大人な彼らが大人気なく迷子になって、迷い込んだ民家での一晩の出来事が

物語の軸になっているとのこと。

なんだかそんな風に書くとちょっと御伽噺のようだけれど、きっと本編と同じように

笑いの中にも心を打つ物語が描かれているはずだと期待している。

それにしても、

ドラマに限らず映画、舞台、小説などなんでも、その物語を楽しめば楽しむほど、

ラストはどんな風になるのか気になるのと同時に、終わるのが寂しい。

終わったあと、物語の外に取り残されたような寂しい思いが強ければ強いほど、

もう一度その物語の中に身を置きたいという激しい衝動に駆られる。

スピンオフドラマというのはそんな衝動に答えてくれる企画ではあるけれど、

多分そのあとの喪失感はさらに大きいぞ…とちょっと覚悟も必要だったりもする。

そういえば、これは付け足しみたいなものだけれど、

実はNHK大阪放送局での撮影をほんの少しだけ見学してきた。

窓ガラス越しの見学スペースは何十人も集まり、かなりの熱気。

撮影はかなり奥のセットで行われているので、どちらかと言えば、モニター越しの

見学という感じだが、とても楽しそうな3兄弟の様子は伝わってきて、

時折その様子を見て、見学スペースでも笑いが起こったり、と終始和やか。

ただ撮影は結構シリアスなシーンだったので、ちょっと意外な展開にドキドキ。

物語以外のオプションでもなかなか楽しめてお得感のある今回の企画なのでした。

(勝手に楽しんでるだけなんですけどね)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »