700日戦争じゃなかった
一体何に対する挑戦なのか自分でもわからないけれど、
GW真っ只中、殺人的な混雑が予想される梅田の映画館へ出かけた。
相当な覚悟で臨んだ映画が「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」だというのだから
能天気で間が抜けている。
この映画は元々はブログに書かれた、実話を基にした小説から生まれたもので、
1970年代、のどかな田舎町でのいたずら好きな高校生たちと、
彼らに真っ向勝負を挑み、公務員にあるまじき大人気ない逆襲をも厭わない
駐在さんとの戦いの日々を、実にバカバカしい能天気さで描いている。
ぼくちゅう『悪戯の定義』
1.相手に怪我を負わせてはならない
2.しかけられた相手も笑えなくてはならない
3.相手が弱者であってはならない
4.償いができなないものは悪戯ではない
これはブログに掲げられている悪戯の定義なるもので、
バカバカしいはバカバカしいなりに信念があって面白い。
それでも登場人物たちの、とにかく生き生きと楽しそうな様子と、
物語としての深みに欠けるのは覚悟の上だと言わんばかりに、
ひたすらカラっと明るい描かれ方は潔くて中々良いんじゃないかと。
そしてやはり真面目に可笑しい佐々木蔵之介が良いんじゃないかと。
最近ドラマでは、医者とか弁護士とか線の細いイメージの役柄が多くて
食傷気味だったのだが、久々に骨太でインパクトがあり、
そしておバカな蔵之介が見られて良かった。
700日戦争のはずが、映画で描かれたのは始まりから108日間の物語だったので、
もしかしたら続編の予定があるのかもしれないが、全く同じ趣で作るなら
二作目はちょっと苦しい気がしなくもない。
ところで、私個人のサプライズポイントは高校教師役のTEAM NACSリーダー森崎博之。
リーダーの声は相変わらず大音量でした…。
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